M&Aと言われる企業の合併、買収の利点とは

M&Aとはビジネスでよく使われる言葉です。MergerandAcquisitionの略で合併と買収という意味です。企業を大きく成長させる戦略の1つの手として行われる企業活動です。企業の合併、買収の利点はいくつかあります。1つは時間の短縮ということが挙げられます。企業が1から新たな事業に乗り出す場合、それにかかる体制作り、人材確保、ノウハウの蓄積、販売ルートの確保など戦略を練り上げていかないといけません。その分野での実績がある会社を買収、もしくは合併することでビジネスにおける重要要素の時間の短縮という利益をもたらします。2つ目の利点としてシナジー効果、相乗効果という利点があります。これは例えば関東にある企業が関西の企業と合併をすることによりそれぞれの企業の持つ販売網が利用でき、重複コストの削減が可能になります。そのほかにも1つの事業だけにこだわらずに多くの事業を展開することによりリスクの分散ができたりと企業の合併によるメリットはたくさんあります。M&Aは他業種の企業によるものだけではなく、同業種の企業同士がすることによりマーケットのシェアの拡大、国際競争に勝ち抜くための資本の拡大、ノウハウの蓄積など多くの利益を企業にもたらすものです。

M&Aで企業の合併をする目的

M&Aで企業の合併をする態様の一つに、一方の企業が所有している特許を使用したいがために他方の企業が合併を望む場合があります。特許の実施許諾を他方の企業が一方の企業に申し入れた場合に、一方の企業がその申し入れに応じなかった場合、他方の企業が最終手段として一方の企業を企業ごと入手するのです。この場合、他方の企業の方が一方の企業よりも企業規模や資金力の面で大きくなければなりません。また、一方の企業が特許を武器として他方の企業の傘下に入る目的を持っている場合も稀にあるでしょう。このように、比較的小規模の企業にとっては、特許がものすごく大きな武器になることがあります。しかし、一点豪華主義で、一件の特許出願でこのような強力な武器を手に入れることは通常不可能です。余程の運が無いと1件の出願では無理なのです。なぜかといいますと、出願に関連した技術分野の技術レベルを把握できていないからです。それを把握するには数件の出願をして、審査官とのやり取りをする必要があります。M&Aで企業の合併にまでこぎつけるような強力な武器である特許権を手に入れるのにも、それなりの投資、無駄とも言えるような投資が必要になってくるのです。