自分の会社で出てきたM&A

そう、タイトル通り、今日会社で「M&A」というキーワードが出てきた。それは私が事務所で荷物の手配を行っているときだった。社長宛に来客があり、そこで出た話。社長と客の世間話に必ずでてくる景気回復するか。といった話題だ。そこで必ずうちの社長が話すことが、まず、他の業界は価格優先で商売する時代になった、ということ。それでもだめなら同業者同士のM&Aが盛んに行われているといった話。他の業界といったが、私がいるこのある食品の業界はうちの社長曰くどうなのかというと、まず、商用の規模が小さいが専門的な分野なので、他業種からの参入が少ないこと、逆をいえばこの業界が良くないからといって、他の業界に手を出すほどの資産力はない。ただ、この業界において原料の高騰に伴って年々、売上が伸びない。あとはどうこの業界で生き延びていくのか・・・と延々に社長節が来客室から聞こえてくるのです。社長の思い描く通りになれば、私たちのお給料やボーナスももっと豊かになっているはずなんですが・・・まあ、今日の来客はもちろん業者相手に延々と話していたみたいですが。お得意先にはこんな話、できないですよね。でも他の業界ではM&Aでの成功例もあるようだし、あまりにも業績が悪ければ、検討の余地もあるんじゃないかと思った今日でした。

M&Aによる企業の合併という選択肢

激動の日本社会において、多くの企業が日々生き残りをかけた戦いを繰り広げています。その戦いに敗れた企業は、かつては単体でつぶれることが多かったのですが、近年では企業の合併という結果になることも多くなってきました。俗にいうM&Aの最終的なステップであり、企業が企業を買い取るという形です。これは、経営の危ない企業にとっては倒産以外の選択肢であり、逆に買い取る側にとっては他社競合をわがものとする戦略です。企業の合併は、買い取られる側にとっては決して気持ちのいいものではありません。しかし単独での経営に陰りがあり、倒産するよりはましという判断を下す経営者も少なくはありません。従業員の未来を他社に託し、また培ってきた技術や知識をはじめとする財産を活かすことのできる選択肢です。また、攻撃的な株の買い付けによる乗っ取りの結果という場合もあります。順調に利益を上げている企業に目を付け、大株主となり、最終的には自分の企業の一部とするというのが目的です。このパターンは買われる側の意見を無視した、攻撃的なM&Aといえるでしょう。いずれの場合も、現代においては頻繁に行われている企業の戦略です。変化の激しい経済状況の中で、何とか生き延びていこうとする企業努力の一つの形といえるでしょう。